July 5th

期末テストが終わり、現在目下採点作業中っす。



ピリオドはともかくとして、「？の脱落」「英文や固有名詞の先頭は大文字」とかなかなか守れない。これを三角にするかマルにするかは先生によって意見が分かれるところなんだが、

「高校受験に向けて、今のうちからしっかりとした文法を身につけなくては！」

というキッチリ派と・・・

「そんなところで減点しては生徒の意欲が失われる。間違いにはアンダーラインを引き、きちんと気付かせた上でマルをやればいいじゃない！」

という寛大派がいるんだけど、自分は後者。


素直にバツにできれば、採点時間も大幅に短縮されるんだけど、やっぱり間違いを恐れず、英語を書いて欲しいのが一英語教員としての願い。
多少の間違いなんか会話じゃ無問題だし、間違えたってとにかく書こうとする意欲・積極性を優先してあげたいところ。

そもそも自分が中学生だった頃の授業はそれこそ厳しかった。詰め込み式の何の脈絡もない授業。暗記中心の講義スタイル。教師にとってこのスタイルは都合がいいもので、授業の統制はバッチリとれる。けど当時の自分はあまり好かなかった。

勿論全てを否定するわけじゃないけど、やっぱりこの頃の授業はすこぶるつまらなかったよ、間違いない:(



履修内容の増加、それに伴う教科書会社の対応。「総合的な学習の時間」の削除、これにより主要教科の時数が４ヶ年計画で徐々に増加しつつある。英語も来年度からは週一時間増加。

教育の進むべきベクトルが変わりつつある。
変革とでも言うんだろうけど、いつの時代でも変わらない自分のスタイルだけは持っていたいよね。




テストは明日返却なだけに、急ピッチで進めないと間に合わないわ。
作業に戻ります:)